銀月の符号

Python 使い見習いの日記・雑記

アウトプット

自戒の意として。去年の仕事場での自分、天狗になっていたところがあったなぁと。そりゃぁ、客観的に見てもオレがコンピューターぶん回す力は今いる職場の人間より高い。けれど、その職場のレベルとやらが foobar 問題すら解けなくて試験表にマルバツつけて、仕様書の代筆して、の世界。上回って当然、井の中の蛙とはまさにこのこと。というかプログラミング能力がそもそも問われてない。

で、オレも十分ひどい。そんな状況に不満をもっていながらそれを表に出さなかったことが。そう、辞意はおろか、不満も、改善案も出してない。できることのピーアールもしてない。それでいてただ待っていて気づいてくれってのは余りに傲慢。秘めていてはなんにも伝わらない。アウトプットしてなんぼ、なのだと気づいた。

ブログを書き始めたのもそれが理由。 PythonRecipe し始めたのも。

これからやるべきこと。今の仕事を「きっちりやりきってから」辞めること。くだらない仕事という先入観をすてて一度打ち込むこと。得られる経験はきっちりと得ておくこと。でもやりたいことととずれいているのも確実なのでキリのいいところできっちりひくこと。組み込み系の大企業に対する派遣・請負業であるうちの会社とオレの Web 系スキルセットではあわない。うちの敏腕マネージャが「スクリプト言語ってなに?」レベル。すごい人ではあるがオレと畑が違う以上、「あなたについていくつもりはない」と意思表示しないとダメだ。チームリーダー越しには伝えたが今度あったときはちゃんと面と向かって言う。

しかしコンピュータを操る「技術」は得られなくとも、ビジネスの「技術」は大いに身につく職場なのもたしか。「あいつは技術が無い」などとわめくのは下、すべては技術ってこと書いてたのはたしか小飼 弾さん。どんなにダメなやつを使っても1人月分のお金に変えてしまう仕組みは憎むべきものではあるが、まず敵を知ることも重要。今はちゃんと興味ある。オレの今いる IT 業界は、意味も無く今の姿になったわけではないはず。

それらもろもろを吸収した上で、「人月」の世界を抜け出したい。