銀月の符号

Python 使い見習いの日記・雑記

名前について考えていたのに気が付いたら脱線してた

今日の妄想経路。名前 -> ボカロP達 -> ハクかわいいよハク、はっ…ツマンネ*1 -> 曲の評価と知名度 -> 目的と手段。いつもどおり脱線した。ブログに初晒ししてみる。

個人を認識する名称 - サイト更新停滞ちうっ を読んで。

自分の呼ばれたい名と他の人から呼ばれる名の差に関する話。これ読んで、子供のころ嫌いなあだ名ってあったなぁ、しかもそういうのにかぎって消えないし、などと思い出に浸った、そんな日のこと。…は置いておいて。

呼び名がたくさんありすぎると知名度が分散してしまったりという事もあるかも。ブログの自己紹介欄に実名(まだ乗せてないけれど*2)、ハンドルネーム(fgshun)、はてなID(fgshun, オレはハンドルネームと同じにできた) の3種を並べた場合、ブログ界ではどれで呼ばれるのか? オフ会に参加した時は? そもそも自分の呼ばれ方というのはどこまでコントロールできるものなのか?

しかし自分の身で試すには知名度が根本的に足りない気がしてしょんぼり。最適化するほど名前がない。まずは1つでいいから名前を知ってもらう、オレはそんなレベルにいるのはあきらか。

「それとP名つけてください♪」(『【弱音ハク】超ツマンネ【オリジナル】』(作、オワタP)より

ニコ動で活躍する Vocaloid 曲作者達の P名。これは本来のニックネームとは異なる、ニコニコユーザーに「つけてもらった」愛称。まれに自称のうしろに P が付いただけの人とかもいるけど(活動暦がニコ動の歴史より長いひとにありがち)。P名付けてもらって、それが気に入って自ら名乗るようになって、という両者幸せというケースはうらやましいかぎり。こうなりたいものだ。

そして、P名つけてください歌ってしまうハクは反面教師w

お気に入りの曲と作者の知名度

注目される曲の条件について。最近は曲の質よりもP名が知れ渡っているか、つまり有名Pの曲かどうかという要素が大きすぎるように感じている。有名になれた人なのだからある程度の力量はあるのは確かだが。しかし名が知れ渡るのは運の要素も大きい。無名であってもいい曲かく人もいるのだ。しかしオレの気に入った曲、はたしてP名や再生数でのヒイキは入っていないと言い切れるのか? 怪しいものがある。先入観を取り払うのは意識していても難しい。

本来の目的と広報のバランス

今日は名前を知ってもらう活動の重要性を再認識した日。もちろん、名前を知ってもらうのは主目的じゃないし、情報リテラシーの高い人が増えれば増えるほど名前より行動、発言などの内容そのものが問われるようになるとも思うけど。でも名前の威力はやはり絶大。
たとえば「Python のユーザーを増やしたい」とするとして、Python のよさを無名の人間(たとえばオレ)が場末のブログで書き綴ったり、なにか Python で実績あげたりするより、よりたくさんの人に知られてから「実は裏でこういう言語使ってて」と語った方が有効といったような。で、有名になる手段や経緯は問わない、Python に限らない*3。…あれ、なんか納得いかない結論になった。

「何かやりたいことがあり、しかし資金が要るんだけれど」から始まったお金儲けがいつしか、「お金儲けのためのお金儲け」にすりかわってしまうような、そんなような気味の悪さ。

でも、感情では否定していても、理性ではなんらおかしくないと思っている自分もいたりして。目的を忘れさえしなければという前提を守れるならば(それがまた難しいのだけれども)手段はそこまで重要ではない。

おそらく、オレには「手段」にこだわりすぎたり、「理想」といったものにまっすぐ向かいすぎるといった欠点がある。要改善。世にさまざまな問題あれど、それに対するベターな答えは「理想と現実の間」にあることが多いのではないか。オレはもう少し泥臭くなってもいい、はず。

はじめての課長の教科書』より

非合理に、正義感を燃やして、正面から立ち向かうという選択肢もあります。
しかし逆に割り切って、ゲームのようにとらえて手早く切り抜けることで、他のもっと大事な仕事の時間を確保するという選択もあります。

第3章の書き出し部分。好きな文でもあり、嫌いな文でもある。今日思い返した文であり、またこの本を始めて読み終えた直後に印象に残っていた文もこれ。

*1:ツマンネはほめ言葉、緑字で書くべしがハク動画にコメントする際のお約束

*2:PCR04で晒し済みだし、あまり隠すつもりはないのだけれど、積極的に広めるつもりもまだなかったりする

*3:ボカロ曲の例だと、聴いてもらうために絵やPV, 有名Pのコネその他で注目してもらったり。さらに進むと無名から這い上がるためなら俗に言う工作するのもあり、になるのか? この方向で進化しすぎたのがメジャーの音楽ビジネスなのか?