銀月の符号

Python 使い見習いの日記・雑記

Windows Python 2.7 でも MeCab 0.98

先週土曜 2010/8/7 に WindowsMeCab 0.98 の Python 2.7 バインディングをビルドしました。方法はやっぱり以前と変わりなしです。

前々回
形態素解析エンジン MeCab 0.97 とその Python バインディングを MinGW でビルドする - 銀月の符号
前回
形態素解析エンジン MeCab 0.98pre3 野良ビルド - 銀月の符号

つまり、使い方も変わりなしです。そして、『ナイーブベイズを用いたブログ記事の自動分類 - 人工知能に関する断創録』によるとMeCabの本サイトmecab-0.98.exe と問題なく共存できるみたいです。これを入れてしまえば mecabrc の設定・指定が不要になり、また辞書を個別に落とす必要もないみたいです。id:aidiary さん、ありがとうございます。後日、自分でも確かめてみます。

ちなみに MinGW をつかっているけれど、理由は Python 2.5 公式版が VisualStudio.NET 2003 でコンパイルされていて入手できていなかったからだった。しかし Python 2.6, 2.7 の公式版は VisualStudio 2008 。 Express Edition なら手に入る、というかもう入っている。 MinGW でなければならない理由はなくなってしまってるんだよね。

次の休みには VS でビルドしてみるかな。こっちのほうがパッチ当てしなくても簡単にできてしまうかもしれない。

しかし最近の自分は仮想マシンUbuntu、 みたいなのにも慣れてきたので Windows だとビルドがめんどくさいライブラリを無理に Windows でビルドする意義も薄れつつある。今回も MeCab が欲しいというよりも、トラブルのありそうなところに突っ込んでみて勉強が目的だったり。そして何事もなくビルドできてしまい、得たものは少なめ。

う〜ん、せっかくビルドしたんだから MeCab をつかって何か作れないかな? 考えてみる